2024/12/21 18:15

<なんでベトナムでフランスドア?の話>
100年間フランスの植民地だったベトナムには、数多くのフランス建築が残ります。2018年、ベトナムハノイにて。行き交うバイクと人々の喧騒に圧倒されたのが、ぼくのベトナム買付の始まりでした。
ぎゅうぎゅうに人とモノとバイクと車と飯が詰め込まれた旧市街の迷宮を彷徨って、街の空気に馴染んだ頃。目に入ってくるのは、古めかしい建物のバルコニーから垂れ下がるブーゲンビリアのピンクの花。
見渡すと、クリーム色に緑の木製雨戸の建築物。鉄で囲まれたバルコニー。アールヌーボーな曲線美の階段手すり。
それらを街路樹や電線が覆い、排気ガスが全てをくすませている。
なんて美しくも雑多な景色だろう。
ベトナムは、とてつもなく「生きる力」が溢れていて、他国との関係や干渉により築かれた「歴史と文化」で色鮮やかに見えました。
鉄フレームが埋め込まれた木製ドアも、緑の木製雨戸も、敷き詰められたオリエンタルな絵付けのタイルたちも。
もうね。無性に買い付けたくなったんです。笑
**
<コンテナをベトナムから日本に送る?!>
よし、買い付けだ!と、思い立ってから、あっちに行ってこっちに行って。
元々、バッチャン焼きやカゴバックの買付も。製造地を探し出してバイクで現地まで足を運んでみる。そうやって買付先を見つけてきました。
ベトナムホーロー製造地のハイフォンはとてもつもなく遠かったなぁ、、工場は生産数を減少させていてほぼ商品がなかったので、名物のバインダクアを楽しんで。
民族刺繍を探してキンボイという誰も知らない町に向かった時は、刺繍土産を小さなマーケットでちょっと買っただけで、広大な田んぼの風景に感動する!という旅を楽しみました。
小さな失敗を積み上げて、正解への選択肢を狭めていく。買付旅は、とてつもなくアナログに進んでいきます。
そう考えると、6年間の時間のほとんどは「ご縁」と出逢うためにあった気がします。
ドアと出逢うまで。コンテナ輸入するに至るまでの情報収集。コンテナに荷物を積み込むベトナム現地でのこと。コンテナが現地の港から日本へ送られて、それらが通関し長野現地まで届けらえるまで。
途方も無い!!
なにがわかっていてなにがわかっていないのかもわからない。必要な資金の総量もわからない。
だから「やってみる。あるだけの貯金は使い切る。」
そう決めると、たくさんの人が協力してくれて、、まぁどうにかなったんです。笑
**
<ラッシングしないで積み込むの?!>
ベトナムでのコンテナへの積み込み当日。3つのドア屋の店主がそれぞれの店からリアカーでコンテナが置かれた路上にドアを運んできて、手番の2名のおじさんがそれらを人力でコンテナに積んでいく。手際よく作業してくれるのはいいんだだけど、、
店から運ばれてくるドアが全部泥だらけ!!ああ、そうだ。つい先日の大型台風でどこの店も水没しちゃったんだった、、で、泥だらけ。巨大なヒルも付着してたりなんかして、、笑
↑これが原因で日本の税関で止められたことは言うまでもないですね
箒で片っ端からドアの泥を落として、積んで。積んでくのはいいんだけど、緩衝材もロープもラッシングもしないんだけど、いいの?!ってきいても「大丈夫!」ってグッドサイン。価値観が違いすぎて、もうこっちも身を任せて、グッドサイン。結果、思ったよりはダメージを負っていなくよかったよかった。
**
<買付旅はまさにRPGの世界観>
そんなこんなで、みなさんの手に届けられるところまでやっとのこと辿りつきました。かけた時間とかけたお金はとてつもなくて、出逢ったご縁はプライスレス。RPGの世界観。
販売のさなかにもきっとご縁は起こるでしょう。次はどんな物語が待っているのか、ワクワクします。
人生はドラマみたい。偶発性のデザイン。なにかが起こる、の導火線に火をつける。
そんなアクションを起こすのが、ぼくたち古物商の愉快な一面なのかもしれません。
さぁ、よってらっしゃい見てらっしゃい。そして、物語に巻き込まれてしまいなさい♪
100年間フランスの植民地だったベトナムには、数多くのフランス建築が残ります。2018年、ベトナムハノイにて。行き交うバイクと人々の喧騒に圧倒されたのが、ぼくのベトナム買付の始まりでした。
ぎゅうぎゅうに人とモノとバイクと車と飯が詰め込まれた旧市街の迷宮を彷徨って、街の空気に馴染んだ頃。目に入ってくるのは、古めかしい建物のバルコニーから垂れ下がるブーゲンビリアのピンクの花。
見渡すと、クリーム色に緑の木製雨戸の建築物。鉄で囲まれたバルコニー。アールヌーボーな曲線美の階段手すり。
それらを街路樹や電線が覆い、排気ガスが全てをくすませている。
なんて美しくも雑多な景色だろう。
ベトナムは、とてつもなく「生きる力」が溢れていて、他国との関係や干渉により築かれた「歴史と文化」で色鮮やかに見えました。
鉄フレームが埋め込まれた木製ドアも、緑の木製雨戸も、敷き詰められたオリエンタルな絵付けのタイルたちも。
もうね。無性に買い付けたくなったんです。笑
**
<コンテナをベトナムから日本に送る?!>
よし、買い付けだ!と、思い立ってから、あっちに行ってこっちに行って。
元々、バッチャン焼きやカゴバックの買付も。製造地を探し出してバイクで現地まで足を運んでみる。そうやって買付先を見つけてきました。
ベトナムホーロー製造地のハイフォンはとてもつもなく遠かったなぁ、、工場は生産数を減少させていてほぼ商品がなかったので、名物のバインダクアを楽しんで。
民族刺繍を探してキンボイという誰も知らない町に向かった時は、刺繍土産を小さなマーケットでちょっと買っただけで、広大な田んぼの風景に感動する!という旅を楽しみました。
小さな失敗を積み上げて、正解への選択肢を狭めていく。買付旅は、とてつもなくアナログに進んでいきます。
そう考えると、6年間の時間のほとんどは「ご縁」と出逢うためにあった気がします。
ドアと出逢うまで。コンテナ輸入するに至るまでの情報収集。コンテナに荷物を積み込むベトナム現地でのこと。コンテナが現地の港から日本へ送られて、それらが通関し長野現地まで届けらえるまで。
途方も無い!!
なにがわかっていてなにがわかっていないのかもわからない。必要な資金の総量もわからない。
だから「やってみる。あるだけの貯金は使い切る。」
そう決めると、たくさんの人が協力してくれて、、まぁどうにかなったんです。笑
**
<ラッシングしないで積み込むの?!>
ベトナムでのコンテナへの積み込み当日。3つのドア屋の店主がそれぞれの店からリアカーでコンテナが置かれた路上にドアを運んできて、手番の2名のおじさんがそれらを人力でコンテナに積んでいく。手際よく作業してくれるのはいいんだだけど、、
店から運ばれてくるドアが全部泥だらけ!!ああ、そうだ。つい先日の大型台風でどこの店も水没しちゃったんだった、、で、泥だらけ。巨大なヒルも付着してたりなんかして、、笑
↑これが原因で日本の税関で止められたことは言うまでもないですね
箒で片っ端からドアの泥を落として、積んで。積んでくのはいいんだけど、緩衝材もロープもラッシングもしないんだけど、いいの?!ってきいても「大丈夫!」ってグッドサイン。価値観が違いすぎて、もうこっちも身を任せて、グッドサイン。結果、思ったよりはダメージを負っていなくよかったよかった。
**
<買付旅はまさにRPGの世界観>
そんなこんなで、みなさんの手に届けられるところまでやっとのこと辿りつきました。かけた時間とかけたお金はとてつもなくて、出逢ったご縁はプライスレス。RPGの世界観。
販売のさなかにもきっとご縁は起こるでしょう。次はどんな物語が待っているのか、ワクワクします。
人生はドラマみたい。偶発性のデザイン。なにかが起こる、の導火線に火をつける。
そんなアクションを起こすのが、ぼくたち古物商の愉快な一面なのかもしれません。
さぁ、よってらっしゃい見てらっしゃい。そして、物語に巻き込まれてしまいなさい♪